本場の伝統をそのままに…熟練職人が焼き上げる極上カステラ

長崎名産のカステラは、遠く300有余年の昔、長崎に渡来した一和蘭人により製法を伝えられた銘菓です。その風味は他のカステラ類には模倣し得ない独特のものがあります。
当店は明治35年、本場長崎より同じく外国文化が色濃く息づく町・神戸に拠点を移しました。それ以来、本場の製法に当店なりのこだわりを加え、少しずつ改良を重ねた結果、卓越した風味のカステラを生み出し、地元・神戸の皆様を中心にご好評をいただいています。
なにとぞ、四季のご進物、お茶受け、お見舞い、またお子様のおやつなど、さまざまな場面で長崎屋本店のカステラをご愛用ください。

カステラへのこだわり

長崎屋本店のこだわりその1 創業当時より変わらぬ手作り
世の中が便利になり、お菓子の製造方法も機械化が進む中、当店では現在の店主まで4代にわたり、本場長崎の「手作りによる技法」を守り続けています。
手間暇がかかるため大量生産には向かない製造方法ですが、味わいや風味に人一倍こだわり、本当においしいカステラだけをお届けしたいとの思いから、あえて手間のかかる方法で、心を込めてカステラを作り続けています。
長崎屋本店のこだわりその2 カステラにかける職人の熱意
機械による製造に切り替えると、職人自身の作業は随分楽になります。ですが、毎日のわずかな気温の変化、素材の状態の違いなどによる微妙な調整ができるのは、長年の経験と職人の体に刻み込まれた感覚があってこそ。
カステラが焼き上がるまでずっと窯の前に立ち、わずかな変化も見逃さず、細かな火加減の調節を行う職人の熱意。このカステラにかける熱い思いこそ、長崎屋本店に4代にわたって受け継がれている職人のこだわりであり、誇りでもあります。
長崎屋本店のこだわりその3 風味を最大限に引き出す
材料の配合
当店のカステラの特徴の一つが、卵の力によって生み出される深いコクのある風味です。この深みのある味を生み出すために、当店では、普通のカステラに比べて小麦粉の量を少なく、卵の量を多く調合して使用しています。
粉の量が少ないと生地が割れやすいため、きれいに焼き上げるのは至難の業です。本当に高い技術を持つ、選ばれた職人にしか焼くことができません。長い歴史の中で代々培われてきた当店伝統の技術があってこそ生まれる極上の味。長崎屋本店のカステラづくりの姿勢がここに凝縮されています。
熟練の技によって生み出されるこだわりの生地は、きめ細かさとともにずっしりとした食べ応えのある食感が特徴。一度食べて病みつきになったというお客様もたくさんおられる本物の味を、昔も今も変わらずに作り続けています。
長崎屋本店のこだわりその4 古きよきものを長く使う
長崎屋本店のカステラづくりに使われる道具の数々。そこに最新の設備はありません。しかし、新しいものがいいものだとは限りません。
昭和54年に製造され長年使いこまれた窯、デジタルではない手動の秤、1回分の材料を混ぜ合わせるのにちょうど良い大きさの銅鍋など、決して新くはないけれど、長崎屋本店のカステラの味を引き出すためには最適な道具ばかりです。
古きよきものを大事に使う。これも味と伝統を守るためのひとつのこだわりです。
長崎屋本店のこだわりその5 安全・安心・新鮮なカステラ
当店の店頭に置くカステラは、24時間以内に焼きあげたものに限定しています。その証拠が一直線でたわみのないカステラの生地です。日数が経ち水分が抜けてきたカステラは、中央部分にへこみができるので、すぐに見分けがつきます。たわみのない生地が証明する当店のカステラの新鮮さを、ぜひ店頭でお確かめください。
また、カステラに使用する材料(卵、砂糖、小麦粉、水あめなど)は、保存料や人工甘味料、その他化学薬品などは一切使用せず、無添加にこだわった製法で製造しています。
皆さんの体の中に入る食品である以上、おいしさはもちろんですが、安全であるかどうかも重要です。子どもさんからご高齢の方まで、幅広い年齢層の方に安心して召し上がっていただけるよう、商品の安全性にも気を配っています。
※保存は涼しい所で、夏季には冷蔵庫にお入れください。
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賞味期限について

カステラの賞味期限は夏場は5日、その他は7日、ラスクは1ヵ月です。お求め後は、できるだけ早くお召し上がりください。

長崎屋本店へのマップ ※クリックで拡大